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​ご挨拶

 私は作業療法士として若者の就労支援にも関わっています。その中で「働く」ことが上手くいかず立ち止まり悩む若者に多く出会いました。高校・大学を出たのに就職できない、勤めても長続きしない…。

 カウンセリングや、評価をする中で分かったことが、コミュニケーションスキルの未熟さ、偏りを持つ若者が実に多いのです。人との接し方がわからない、職場・社会の暗黙の了解に気付けない・察することができない、一度に2つ以上のことを処理できないなど、作業能力に問題がないのに社会適応スキルが身につかないまま学校を卒業してしまっている現状に気付きました。この問題は、「大人の発達障害」としてメディアでも取り上げられています。私にも何か出来ることはないのか、と考える日々が続きました。

 たどり着いた結論は「早期療育」です。社会に出てしまってから支援を実施しても非常に時間がかかります。

 脳の成長は6歳で成人の90%程度になるといわれています。様々なスキルの獲得も6歳程度までになされるため、子どもの成長の速さには大人は驚くばかりです。

 この成長のタイミングを活かし、専門的な評価・支援を提供することで日常生活動作・集団に適応する力をより伸ばすことができるのではないかと考えています。

 

 「体を上手に動かせない」「集中できる時間が短い」「集団での活動が苦手」「上手くコミュニケーションが図れない」「言葉の遅れがある」「手先が少し不器用」など、不安を抱える親御さんも多いのではないでしょうか。

 そのような不安に対し、当施設では療法士をはじめとした多職種での支援を実施します。作業療法士が常駐し評価・訓練を個別に実施する時間を設けております。実施日数・内容に関しましては、お子様の状況により個別に決定したします。

お子様の成長に関する不安・お悩み等ございましたらお気軽にご相談・ご見学にお越しください。

 

                                                              管理者・作業療法士 坂之上

専門職
​当施設職員保有資格

作業療法士

保育士

言語保育セラピスト(認定資格)

社会福祉士

​介護福祉士

教職員免許(小学校・中学校)

※当施設では集団療法は小集団での実施になります。

※動作訓練・認知訓練は個別でのセッションを専門職が実施します。

​専門職について

作業療法士
​作業療法士

心や体に病気・障がいを持った方々の生き方・価値観・思いを大事にしながら、再び一人ひとりがその人らしく生活できるように、支援するリハビリテーションの専門職です。

作業療法士は、児童発達、身体障害、精神障害、就労支援など活動分野は多岐に渡ります。

​言語聴覚士

言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

​保育士

専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行います。

専門職の連携
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